人間ドックと健康診断は何が違うのか

人間ドックと市町村や所属する企業が行う健康診断に違いはあるのでしょうか。人間ドックにしても健康診断にしても、基本的に現在の身体の状況を調べることで、病気の早期発見と健康の保持に役立てるという目的は同じです。ただし健康診断については労働安全衛生法などにより、定期的に行うことが求められているものであることから、検査項目についても必要最低限なものだけになっていることが多いのに対し、人間ドックには明確な法律上の定義はありません。つまり人間ドックは、より身体の健康維持に関心の強い人が利用するものであり、実施する医療機関によって検査項目や方法なども異なるのです。

そのため費用も高額なうえに、各医療機関で料金設定に大きな差がでることもあります。また人間ドックはオプションもしくは専門ドックとして、特定の身体機能について重点的に調べることができるのも、健康診断とは異なる特徴の一つです。いわゆる心臓ドックや脳ドック、がんドック、レディースドックと呼ばれているものがこれに該当します。これらの専門ドックではより専門的かつ精密な検査を行われるので、気になる部分について徹底的に調べてもらうことができるのです。

一般的な健康診断では、生活習慣病のリスクや代表的ながんの検査はおこなわれますが、あくまでも簡便なものですので、精密さの面ではやはり劣ります。ただし検査項目が増えるということは、それだけ拘束時間が長くなることになりますので、時間的な面から見れば健康診断のほうに軍配が上がるでしょう。時間や費用をとるか、安心をとるかは検査を受ける本人の価値観しだいといえます。

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