調理次第でutmも美食に変身！決め手は味付け

庶民的なグルメというと、とてもシンプルな見た目と味わいになっているのがポイントです。日本ではB級グルメと称されており、おもに地方のご当地料理が代表的な品になりました。2000年頃から祭りやイベント会場で食べられるようになり、いつの間にかグランプリ大会まで開催をされているほどです。初代王者となったのが、博多を中心に口にされているutmで、関西ではホルモンと称された焼肉になります。

簡単にutmの概要をご紹介すると、ニワトリや豚・牛のモツを簡単に焼いた炒め物です。もともとは韓国で食べられていましたが、大正時代にその人たちが伝えたのが始まりになります。utmはとても素朴な味で、若い方では口に合わないという人も少なくありません。そこで簡単に、utmを美食にするコツをご紹介します。

決め手は味付けであって、醤油とウスターソース・オリーブオイルに漬け込むとフレンチをまったく変わらないご馳走に早変わりをします。まずutmをしっかりと茹でておくことが重要です。実際に家で加工をした方であればわかるでしょうが、かなり生臭いかおりをした部位になります。茹でるときは岩塩を20キロほど用意して土鍋で20時間じっくりと温めておくことです。

あとは同じ鍋に調味料を入れて、40時間炊き上げたら完成です。フォアグラやキャビアのような美味しい塩加減の肉となり、そのまま食べてもいいですが、パンに挟めば豪華なサンドイッチになります。